加盟店減、手数料減のぐるなび

飲食店予約サイト「ぐるなび」が「Go To イート」キャンペーンの関連銘柄として注目を集めています。政策効果で手数料収入を見込めますが、新型コロナウイルス前から業績は厳しいです。

ぐるなびの2020年4〜6月期は全体の12%にあたる約7500店舗が解約。売上高は前年同期比で76%減。最終損益は37億円。

ぐるなびは、飲食店が支払う店舗情報の掲載料と予約が入った場合の手数料が収益源です。外出自粛で加盟店から徴収する手数料が減少、採算が悪化しました。

業績悪化に歯止めをかけるために、まずオフィスの縮小で固定費を削減。都内の本社ビルの面積を4割減らし、年間4億円の賃料を削減。筆頭株主の楽天が運営する料理の持ち帰りサービス、ぐるなび加盟店が無料で利用できるようにし、手数料が入る仕組みを検討中です。

それでも、手数料の減少を補うのは難しいです。飲食店は、コンビニに中食で太刀打ちできないとも言われます。

ぐるなびは、「インスタ」などで飲食店が独自に情報発信し、予約サイトが使われなくなった時に、新型コロナが追い討ちをかけました。「ぐるなびに10万円も払えない」都内の日本料理店の声。月10万円のぐるなびへの加盟料を3万円に減らしたが、今後も使い続けるわからないと言います。

ぐるなびには外食店をまわる営業マンが800人います。売上に比べ営業マンの数が明らかに多いとも言われます。

ぐるなびの現預金は100億円近くあり、借金もありません。自己資本比率は80%です。余力があるうちに、戦略を練り治せるかが勝負だと言います。