ウォルマートVSアマゾン

新型コロナウイルスの影響で宅配需要が高まっている中、アメリカの小売最大手のウォルマートが、本格的なサブスクリプション型サービスに乗り出します。先行するアマゾンに対抗するそうです。

アマゾン・プライムは、年会費が119ドルで、動画や音楽などのコンテンツが強みですが、生鮮宅配は都市部のみとなりむしろ弱みでした。
一方、ウォルマートは、年会費98ドルで、アメリカの9割をカバーする店舗網が強みで、エンタメコンテンツは弱いと言っていいでしょう。

生鮮食品の宅配は、コロナの影響で急成長していて、ネット売上が6月で72億ドル、4560万人が利用しています。ウォルマートは年会費を払う会員に、生鮮食品、日用品、家電などを配送無料で届けるそうです。
なんといってウォルマートは全米に4700店舗あり、半径10マイルに9割のアメリカ国民が暮らすというから、圧倒的です。サブスクモデルは安定的な収入が見込めます。

アマゾンは、手薄だった生鮮の強化を急いでいます。2017年に高級スーパーホールフーズ・マーケットを買収して、プライム会員に都市部のみ、当日配送で生鮮食品を展開しています。

コロナ禍で、急進している生鮮食品市場を、ウォルマートとアマゾンが取り合っている様相です。